14日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は今週、2回目の下げとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策声明発表を控え、予想を下回った米経済指標を受けて銀行株が下落した。

  ストックス600指数は前日比0.3%安の387.58で終了。一時は0.7%上げていた。この日発表された5月の米経済指標で消費者物価指数が低下したほか、小売売上高が予想に反して落ちこんだことで米国の銀行株が下落し、欧州でも銀行株が値下がりした。鉱業株指数は6週間ぶり低水準、石油・ガス株指数は昨年11月以来の低さに沈んだ。一方、テクノロジー株指数は続伸。12日には約1年ぶりの大幅安を記録していた。

  CMCマーケッツの市場アナリスト、ジャスパー・ローラー氏(在ロンドン)はリポートで、米国の「インフレ鈍化と小売売上高の低迷で、この日に行われるであろう米利上げが今年最後になるとの見方が強まった」とし、「米当局がこの日に利上げに踏み切らなかったら、ショック状態に陥るだろう」と記した。

  ドイツのDAX指数は0.3%上げ、過去最高値に接近した。

原題:European Stocks Retreat as Banks Fall After U.S. Data Miss(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE