独アリアンツの主任経済顧問を務めるモハメド・エラリアン氏は、米政界の混迷でトランプ大統領と議会が経済成長促進に向け協調できなくなるリスクが高まっていると指摘した。

  エラリアン氏は14日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「税制改革やインフラ投資で進む事務方の作業が建設的な形で議会提出までこぎ着けることができるかどうか、分からない」と発言。「この混乱が長引くほど、議会が強い経済政策を打ち出すことは難しくなろう」と続けた。

  コミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言を含む米大統領選へのロシア介入疑惑追及については、この調査に関心が集中し、経済から注意がそらされる状態がどれだけ長く続くのか予想は難しいとの見解を示した。トランプ大統領の周囲には同大統領が掲げる経済政策の実現に向け作業してきた人材がいる。その実現には大統領が「政治的なお膳立てをしてやれば良いのだが、それには混乱の収拾が必要だ。今のところそれができていない」と続けた。

  さらに「私が見る限り、経済指標は軟化しつつある。彼らは米国の経済成長率が2%を割り込む状態に逆戻りすると予想するかもしれない」と語った。

原題:El-Erian Sees Risk of Growth Below 2% as Trump’s Agenda Stalls(抜粋)

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