ソシエテ・ジェネラルによれば、新興国通貨は米金融当局による来たるべき金融引き締めを楽に乗り越えられるという。

  ソシエテの新興国通貨戦略責任者、ジェイソン・ドー氏(シンガポール在勤)は米金融当局のゆっくりと着実なアプローチについて、確かに新興国通貨にほとんど影響を与えず、キャリートレードは引き続き次の四半期の実行可能な戦略になるだろうと予想した。14日の連邦公開市場委員会(FOMC)は0.25ポイントの利上げが広く予想される一方、それ以降の利上げについての観測は「異常なほど落ち着いている」と指摘した。

  ドー氏は14日付のリポートで、「新興国通貨は2004-07年の筋書きを踏襲している」と述べ、「中央銀行が良好な成長に支えられたリフレシナリオを背景にゆっくりと入念に緩和策を縮小している状況では、通貨は好調なパフォーマンスとなる可能性をこの前のサイクルは教えてくれた」と指摘した。

  ソシエテは特に、メキシコ・ペソや、南アフリカ・ランド、トルコ・リラなどの高金利通貨を有望視する一方、ブラジル・レアルやロシア・ルーブルは現水準では避けることを勧めた。米金融当局がタカ派的なサプライズを与え、市場の動揺を招いた場合でも、新興国通貨の急落は押し目買いの好機になるとドー氏はリポートに記した。

原題:Don’t Fear the Fed, EM Currencies Can Do Well, SocGen Says (1)(抜粋)

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