米国株は世界で最も過大評価された投資商品だ。少なくとも機関投資家はこう話す。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの月次調査によると、株式が過大評価だと答えたファンドマネジャーの割合は過去最高の44%と、先月の37%から上昇した。ハイテク株の比重の大きいナスダック総合指数は、最も殺到している取引として名前が挙がった。インターネット株は割高だとの回答は57%に上り、「バブルのようだ」と呼んだ回答者は18%だった。

  ただアナリストらは、こうした結果は強気相場の終了を意味しないと警告する。

Bank of America Corp.

  ザ・リンジー・グループのチーフ市場アナリスト、ピーター・ブックバー氏は「2000年3月に株式相場は非常に過大評価されていると、どの投資家も分かっていたが、その後の展開を止めることはなかった」と指摘。「強気相場は9年目に入り、割高になっている。それは終盤で起きることだ」と付け加えた。

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  調査は今月2日から8日にかけて実施された。直後の9日にナスダック総合指数は2%近い大幅安となり、アップルやマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットといったハイテク関連の大型株を中心に下げた。13日に同指数は反発し、6月8日に記録した最高値に近づいた。

原題:Looking for World’s Most Inflated Investments, Check U.S. Stocks(抜粋)

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