2営業日に渡り急落した米ハイテク株が落ち着く兆しを見せており、投資家は今年最も人気の取引に再び戻りたくなっているかもしれない。

  だが、過去のデータはこんな誘惑に抵抗する方が良いことを示している。サンダイアル・キャピタル・リサーチによると、その理由は9日と12日の急落に伴う取引の急増だという。同様の急増は1999年以降に4回だけ発生し、うち3回はハイテク株の底打ちに数週間を要したという。

  サンダイアルのジェイソン・ゲッフェルト社長は顧客向けリポートで、「高値からの最初の動きは、よくても不安定な相場につながりがちだ」と指摘した。

  ハイテク株を中心に運用する上場投資信託(ETF)「パワーシェアーズQQQトラスト」の出来高は9日と12日にいずれも1億株を超えた。

  サンダイアルはこうした激しい売買が落ち着くには時間がかかり得ることを示す例として、2015年8月にQQQの出来高が3日間で3億2900万株に上ったケースに言及した。QQQの価格は持ち直したが、相場は1カ月後に新たな売り圧力に屈した。同様のパターンは10年と11年にも見られた。例外は14年で、QQQが4月に安値を連日更新後、すぐに反発したという。

原題:Tempted to Buy the Dip in Tech Stocks? History Suggests Patience(抜粋)

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