ロシア疑惑捜査のモラー特別検察官、大統領も解任できず-司法副長官

  • トランプ氏の友人は大統領が解任について検討中と発言
  • ローゼンスタイン副長官は、解任には「正当な理由」が必要と証言

ローゼンスタイン米司法副長官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

ローゼンスタイン米司法副長官は13日、昨年の米大統領選へのロシア関与疑惑などを捜査するため、自身が任命したモラー特別検察官について、解任されるようなことは一切していないと述べるとともに、解任できるのは自分だけであり、トランプ大統領にはできないと語った。

  ローゼンスタイン氏は上院歳出委員会小委員会で証言し、特別検察官を解任するには「正当な理由」が必要だと説明。モラー氏を「任命したのは私で、その決定を堅持する」とし、「捜査の公正性を守るつもりだ」と話した。

  セッションズ司法長官がロシア関与疑惑捜査の指揮から外れたため、その責務はローゼンスタイン氏が担うことになり、同氏は5月17日に元連邦捜査局(FBI)長官のモラー氏を特別検察官に任命した。

  トランプ大統領の友人で、ニューズマックス・ドット・コムの社長兼最高経営責任者(CEO)、クリス・ラディー氏は12日のテレビインタビューで、大統領がモラー氏を解任するかどうかを考えていると発言。これを受けて13日の公聴会では、この問題が取り上げられた。

  ホワイトハウスのスパイサー大統領報道官は、ラディー氏の発言は大統領を代弁するものではないとしつつも、大統領がモラー氏解任を検討しているのか肯定も否定もしなかった。

原題:Trump Can’t Fire Special Counsel, Deputy Attorney General Says(抜粋)

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