セッションズ米司法長官は13日、上院情報特別委員会で証言し、2016年の米大統領選挙戦への「いかなる種類の干渉」についてもロシア当局者と話したことは決してないと述べ、選挙戦中にロシアと共謀したとの見方は「恐ろしく忌まわしいうそ」だと指摘した。

  セッションズ長官は、1月の指名承認公聴会でロシア当局者との接触について誤解を与える証言を行ったとする民主党の指摘に対し、「それは誤りだ」と否定した。

  同長官は冒頭の発言で、ロシア疑惑捜査や5月9日のコミー連邦捜査局(FBI)長官(当時)の解任に関するトランプ大統領との会話について同委から質問されることを未然に回避するため「私と大統領との間の内密のやりとりを守るという自身の義務に違反することはできないし、するつもりもない」とけん制した。

  それでも同委の幹部議員らはセッションズ氏に対し、コミー氏解任劇で果たした役割や選挙戦中のロシア当局者との接触、大統領がロシア疑惑捜査を巡りFBIに圧力をかけたかどうかについて回答を迫った。

  民主党のウォーナー同委副委員長は、セッションズ氏がロシア疑惑捜査から外れたにもかかわらず、同捜査での対応を巡りコミー氏を解任したことに関わった点について質問した。セッションズは、捜査から外れたため、それについて「説明を全く受けてこなかった」とし、捜査に関する知識は公に報じられた内容だけだと付け加えた。

  コミー氏解任についてセッションズ氏は、政権が解任理由として挙げた職務遂行への懸念を前FBI長官に伝えたことはないと回答。自身とローゼンスタイン司法副長官がいずれも指名承認前の時点で、FBIに「心機一転」が必要だと話し合ったと付け加えた。

  セッションズ氏は、トランプ氏が大統領選期間中の16年4月、ワシントンのメイフラワー・ホテルで外交政策演説を行った際、ロシアのキスリャク駐米大使がレセプションにいたことをその後に知ったと証言。自身もその場に臨んだが、キスリャク大使がいたか記憶になく、やりとりがあったか覚えていないと話した。

原題:Sessions Calls Notion He Colluded With Russia a ‘Detestable Lie’(抜粋)

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