配車サービスを手掛ける米ウーバー・テクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)は、休職する予定を社員に伝えた。復帰の時期は明らかにしていない。相次ぐ不祥事からの立ち直りを目指す同社では、経営委員会が会社を率いることになる。

  取締役会宛てに作成された報告書の暫定版によれば、同社はカラニックCEOが復帰した際に一部職務を解き、同氏の影響力を限定させるため独立した会長を指名する。

  ウーバーは13日の会議で、ホルダー元米司法長官による社内調査の結果を報告。同社はハラスメント(嫌がらせ)や差別、暴力的な社風を巡る申し立てについて調査するため、ホルダー氏を起用していた。47項目に及ぶ提言には取締役会を監視する委員会の設置や、ウーバーの企業文化の見直し、社内イベントでのアルコール飲料の提供縮小、社員と上司の間での親密な関係の禁止などが含まれる。

  ウーバーの取締役会は11日に開いた会議で報告書の内容を精査し、投票により提言を全会一致で承認した。その後、同社はビジネス担当の責任者エミル・マイケル氏を解雇した。

  取締役会はカラニックCEOが復帰した時点で一部職務を最高執行責任者(COO)に移し、同CEOの役割を縮小させる。ウーバーはCOOに就けるための人材を積極的に探しているが、まだ見つかっていない。

原題:Uber CEO to Take Leave, Diminished Role After Workplace Scandals(抜粋)

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