石油輸出国機構(OPEC)加盟国による5月の産油量は昨年11月以来の大きな伸びとなった。同月に減産措置延長で合意したものの、対象外となっている2加盟国が生産水準を回復させたことが背景にある。

  OPECが13日公表した月報によると、5月の産油量は日量33万6100バレル増加した。ナイジェリアとリビアが政治危機や石油施設への攻撃で停止に追い込まれていた生産を再開した。OPECは5月25日に減産措置を延長したものの、両国は減産を免除された。

  それでも減産措置が効果を発揮し需要が上向くため、OPECでは今年下半期に過剰気味の原油在庫が減り続けると見込む。OPECはロシアやカザフスタン、スーダンなど協調減産で合意した非加盟国も約束を履行するとみて、これら諸国からの供給量見通しを引き下げた。

  OPECは月報で「市場の再均衡化が進行中だ」と指摘。先進国の過剰在庫に「減少がみられ」、この傾向は非加盟国との協調減産で「今年後半も続く見込みだ」と予想した。

  下半期の非加盟国による供給量見通しは日量20万バレル下方修正。OPECは合計で日量55万8000バレル前後の減産を表明している。

原題:When OPEC Met to Extend Cuts, Output Rose Most in Six Months(抜粋)

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