南アフリカ共和国の国営電力会社エスコム・ホールディングスのベン・ウグバネ会長が辞任した。数週間前にはブライアン・モレフェ最高経営責任者(CEO)が解任されており、同社の金融取引を巡る調査が行われる中で経営陣の混乱が広がっている。

  ブラウン公共企業相はコリン・クリュイワーゲン報道官がテキストメッセージで送付した声明で、「ウグバネ会長は正式に辞表を提出し、私が了承した」と説明。同会長は辞任について、個人的な理由と説明していると、エスコム取締役会の広報担当が13日明らかにした。  

エスコムが運営する送電網
エスコムが運営する送電網
Photographer: Waldo Swiegers/Bloomberg

  財務当局が同社の調査を進めており、他に2つの調査が予定されている。エスコムを巡っては、ズマ大統領に近いグプタ家がその関係を利用して同社から恩恵を受けたとの疑惑が浮上。行政監察官は昨年、同社に石炭を供給する鉱山をグプタ家と大統領の息子が購入するのを政府が後押ししたと報告。これを受け、モレフェ氏は当時務めていたCEO職を辞任した。同氏は今年3月15日にCEOに復帰したが、2週間後に解任された。モレフェ氏は解任に異議を申し立ている。

原題:Eskom Chairman Ngubane Quits Amid Probes, Management Turmoil (2)
Eskom Chairman Ngubane Quits Amid Probes, Management Turmoil (3)(いずれも抜粋)

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