パナマが中国と国交樹立へ、台湾と断交-蔡政権さらに追い込まれる

  • パナマ大統領が演説、中国は各分野で重要な役割果たしてきたと表明
  • 台湾を外交承認する国は20に減ることになる

パナマは中国と国交を結ぶ方針を明らかにした。中国指導部は台湾の孤立化を図っており、これまでパナマとの外交関係があった台湾にとって新たな打撃だ。

  パナマのバレラ大統領は12日夜、国民向けの演説で今回の決定を発表。中国はパナマ運河の利用国として世界2位であり、銀行業や通信などさまざまなセクターで重要な役割を果たしてきたと述べた。同大統領は台湾については偉大な友人だとし、台湾当局の建設的な反応を望むと話した。

  パナマが台湾との断交を決めたことで、台湾を外交承認する国は20に減ることになる。中国共産党は台湾を一つの省と見なしており、中国本土と台湾の双方が「一つの中国」に属するという考えを台湾の蔡英文総統が受け入れていないことを批判してきた。

  昨年12月には西アフリカの島国サントメ・プリンシペが台湾と断交。同年3月には同じく西アフリカのガンビアが中国との国交を回復した。

原題:Panama to Establish Ties With China in Latest Blow to Taiwan (1)(抜粋)

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