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【個別銘柄】原油株やクボタ上昇、日本ペイHやコーセル安い

訂正済み
Farmers Plant Rice In Paddies As Planting Season Begins

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13日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  原油関連株:JXTGホールディングス(5020)が前日比2.8%高の504.9円、コスモエネルギーホールディングス(5021)が2.3%高、国際石油開発帝石(1605)が1.7%高など。12日のニューヨーク原油先物相場は前日比0.6%高の1バレル=46.08ドルで終了。サウジアラビアとロシアによる需給均衡見通しが好感された。アジア時間13日の時間外取引でも46ドル台で堅調に推移した。東証1部33業種で石油・石炭製品は上昇率1位。

  クボタ(6326):3.4%高の1913円。みずほ証券は12日に投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を1800円から2200円に引き上げた。アジア農業の機械化、中大型トラクター開拓など中期成長ストーリーを勘案すれば、バリュエーション面で評価余地が大きいと指摘。 株式市場では2017年12月期業績計画達成のハードルは高いとの見方が広まりつつあるが、同証は計画超過達成を予想、18年12月期には二桁増益が視野に入ったとみる。

  大和ハウス工業(1925):3.3%高の3723円。ドイツ証券は12日に18年3月期営業利益予想を2721億円から3206億円に増額した。主な修正点は物件売却益の見通しを300億円から会社計画と同じ363億円とし、営業利益率の前提を全般に引き上げた。目標株価を3100円から3400円に変更し、投資判断は「ホールド」を継続した。

  電子部品株:TDK(6762)が2.2%高の7410円、太陽誘電(6976)が2.3%高の1669円など。SMBC日興証券は12日に両社の投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に変更した。金融危機後の過小投資や積層セラミックコンデンサー(MLCC)メーカーの慎重な投資姿勢、自動車電装化の高まりなど複数要因が重なり構造的な部品供給不足が発生。受動部品やアナログ半導体に特に不足感が強く、一部では値上げが始まっているため、両社などは特に恩恵を受けるとの見方を示した。

  日本ペイントホールディングス(4612):4.1%安の4065円。モルガン・スタンレーMUFG証券は12日に投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」、目標株価を3750円から3500円に引き下げた。1-3月(第1四半期)決算では原材料急騰に対する脆弱(ぜいじゃく)性が露呈したと指摘。原材料高などから今期は実質減益リスクも高まる中、新中期経営計画発表を予定する18年年初まで株価はいったん調整局面とみる。

  コーセル(6905):4.8%安の1344円。18年5月期営業利益は前期比12%減の30億6000万円の見通しと13日午前に発表した。年間配当は23円と前期予想の26円から減配を見込んでいる。

  参天製薬(4536):1.9%安の1471円。クレディ・スイス証券は12日に投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」、目標株価を1900円から1700円に引き下げた。研究開発費増加と米国事業展開の強化へ向けた先行的費用の投入などを見込み、18年3月期営業利益予想を500億円から465億円に(会社計画374億円)、来期を530億円から500億円に減額した。

  ルネサスエレクトロニクス(6723):11%高の1150円。5月18日、31日に発表した同社普通株式の売り出し価格を1株825円に決定したと12日に発表した。これは同日終値を20%下回る水準で、取引開始後には一時8.8%安まで下げた。ただ、松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは電話取材で、低調な業績もあり「事前にヘッジ売りも入っていたようだが、悪材料がいったん出尽くしたことから買い戻す動きが広がった」と語った。

  シーズ・ホールディングス(4924):6.3%高の3880円。16年8月-17年4月期営業利益は前年同期比42%増の61億3000万円だった。シーズ・ラボが新たに連結対象となったことや、ラボラボブランドの売上高が国内外で引き続き拡大したことが寄与した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同証予想を上回るとともに、2-4月で2桁増益となった点がポジティブと評価した。

  スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):2.1%高の3645円。ゴールドマン・サックス証券は13日に投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を3600円から4900円に引き上げた。安定的なモバイルなどの収益と大型ゲームソフトにおけるパイプラインを高く評価。18 年3月期営業利益の会社計画(250億-300億円)は同証予想(387億円)に比べて低いが、会社計画はモバイルのマージンなどに関して保守的で、決算ごとにベースの収益性の高さと知的財産(IP)の強さが再確認されていくとみる。

  インソース(6200):7.7%高の2318円。リスク検知に特化したビッグデータ解析のエルテス(3967)と提携すると13日午後に発表。ソーシャルメディア上の投稿を監視する「WEBリスクモニタリング」やネット上の評判をポジティブに変える「検索エンジン評判対策」のサービスを7月から始める。また、チエル(3933)との協業を強化し、企業向けセキュリティー対策ソフトウエアの販売を開始する。

  日機装(6376):2.9%安の1054円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、1-3(第1四半期)のメディカル事業で、国内透析装置の買い替え特需の反動が従来想定より早く顕在化したと指摘。 17年12月期営業利益予想(IFRS基準)を85億円から80億円(会社計画83億円)、来期を74億円から69億円に減額した。目標株価は1000円から950円に引き下げ、投資判断は「アンダーウエート」を据え置いた。

(スクエニHの「17 年3月期」を「18年3月期」に訂正します.)
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