ドイツの製薬会社バイエルが米モンサント買収で監督当局の承認を得るため売却を計画している資産を巡り、暫定的な買収案を示した企業にドイツの化学メーカー、BASFとスイスのシンジェンタが含まれている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、BASFとシンジェンタはキャノーラや綿実、除草剤に耐性のある「リバティーリンク」、グルホシネートの除草剤を含めた事業の取得に暫定的な関心を示した。バイエルはまた、ガーリックとペッパーシード事業を個別、あるいは一括で売却する可能性もある。資産の売却額は全体で25億-30億ドル(約2750億-3300億円)に上る公算がある。

  交渉は初期段階にあり、事業売却が完了するまであと数カ月を要する可能性があると関係者は話した。最終決定には至っておらず、BASFとシンジェンタは買収提案を進めることを断念する公算も残っている。

  BASFとシンジェンタ、バイエルの担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:BASF, Syngenta Said Among Bidders for Bayer-Monsanto Disposals(抜粋)

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