12日の米国株式市場ではテクノロジー株が前週末に続き売られた。ハイテク株があまりの短期に上がり過ぎたとの懸念を受けてアップルやアマゾン・ドット・コムが下げ、相場全体を圧迫した。

  S&P500種株価指数は前週末比0.1%下げて2429.39。ダウ工業株30種平均は36.30ドル(0.2%)下落して21235.67ドル。ナスダック総合指数は0.5%下げた。

  ナスダック100指数は0.6%安。前週末9日(2.4%)からの2営業日の下落率は昨年9月以降で最大となった。ニューヨーク原油先物が1バレル=46ドル台を回復したことからエネルギー株は上昇し、S&P500種指数の下げ幅を限定した。

  前週は一連のリスクイベントに対して市場があまり大きな反応を示さなかったが、株高を世界的に主導していたハイテク株がここに来て急落したことは多くの投資家の意表を突いた。目下では、このハイテク売りが一時的な事象に終わるか、それとも米国の強気相場のより根本的な亀裂を意味するのかが注目される。

  モルガン・スタンレーのアナリスト、マイケル・ウィルソン氏は12日付の顧客向けのリポートで、「テクノロジー株の際立つアウトパフォーマンスとポジショニングを考えると、今回の売りは機が熟し切っていた」と指摘。「力強い利益の伸びが見られていることを考えると、これでテクノロジー株の上げが終わりだとしたら意外だ」と記述した。

  S&P500種業種別11指数では、電気通信サービスとエネルギーが上昇。個別銘柄ではアップルが2.4%安、アマゾンが1.4%安、マイクロソフトが0.8%安となった。

  今週は、セッションズ司法長官による上院情報特別委員会公聴会での証言(13日)や米連邦公開市場委員会(FOMC)などが市場の注目を集める。

原題:U.S. Stocks Drop as Tech Slump Dominates Trading; Energy Gains(抜粋)
原題:U.S. Tech Drop Resumes as Apple Falls; Oil Rises: Markets Wrap(抜粋)
原題:Just Five Stocks Account for Nearly 75% of the Nasdaq’s Plunge(抜粋)

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