バーゼル銀行監督委員会の銀行資本規制「バーゼル3」見直し作業を巡り、米国とドイツはここにきて妥協に積極的な姿勢を見せているが、フランスは抵抗している。事情に詳しい関係者4人が明らかにした。

  米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などが加盟する同委員会は14-15日にスウェーデンのルレオで会合を開く。焦点は、銀行独自のモデルに基づく資産リスクの計測結果が、標準的手法をどの程度まで下回ることを許容するのか定めるアウトプットフロア(資本フロア)の水準だ。

  関係者によると、フランスは妥協案になお難色を示しており、同国が最後まで妥協を拒否した場合、協議をさらに延長するか、従来の慣習を破ってフランスを除いて妥協案をまとめるか各国代表は決断を迫られることになる。結果を大きく左右するのはイエレンFRB議長とバイトマン・ドイツ連邦銀行総裁がフランスを説得できるかどうかだという。

原題:France Holds Out as Bank Regulators Drive for Basel Capital Deal(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE