サウジアラビア主導によるカタール孤立化が2週目に入ったものの、同国のエマディ財務相は通貨と経済を防衛するための十分な資金力を有していると言明した。

Ali Shareef Al Emadi.
Ali Shareef Al Emadi.
Photographer: Paul Thomas/Bloomberg

  エマディ財務相は先週のカタール資産の急落について、サウジとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトがカタールとの外交関係を断絶し、交通を断ったことへの「正常な」反応だと発言。同相はCNBCが12日放映したインタビューで、国内経済は「通常通り機能している」と語った。

  世界最大の液化天然ガス(LNG)の輸出国であるカタールが通貨切り下げや資産売却に踏み切ることなくどれだけサウジ主導の圧力に耐え得るかについて、投資家やエコノミストは考えを巡らせている。世界有数のカタールの政府系ファンド(SWF)はグレンコアやバークレイズなど企業の大株主。

  エマディ財務相は「カタールの外貨準備と投資ファンドは国内総生産(GDP)を250%上回る規模だ」と述べ、「現状やリヤルを巡る臆測について懸念する必要性は全くないと考える」と論じた。

  同相はさらに、カタール政府は国債を買い戻す必要はないとし、「われわれのポジション、投資、システムの流動性に十分満足している」と発言。「これまで以上に多様化を進めることを万全にする」と付け加えた。

原題:Qatar Says Pockets Deep Enough to Defend Riyal Amid Crisis (2)(抜粋)

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