ドラッグストアチェーンの米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスによる同業ライト・エイド買収案を審査している米連邦取引委員会(FTC)のスタッフが近く、両社の合併差し止めを裁判所に請求するかどうかの是非を巡る勧告を出す見込みで、同スタッフらの姿勢は合併反対へと傾きつつある。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  FTCのスタッフによる勧告を踏まえて、現在2人いるFTC委員が合併阻止への提訴か承認かの判断を下す。現在は民主党のテレル・マクスウィーニー、共和党のモーリーン・オールハウゼン両氏が委員を務める。裁判所に差し止めを求めるには全会一致の票が必要。

  キャピトル・フォーラムは先に、FTCがウォルグリーンによるライト・エイド買収阻止の勧告を準備していると報じていた。9日のライト・エイド株は15%安の3ドルで取引を終了、約4年ぶりの安値を付けた。

  ウォルグリーンはライト・エイド買収で当局の承認を得るため、最大1200店のライト・エイド店舗を米フレッズに売却することを提案済み。部外秘の審査だとして匿名を条件に話した関係者によると、これでもFTCスタッフを説得できておらず、両社の合併で競争が阻害されるリスクを引き続き懸念しているという。

  ライト・エイドとウォルグリーン、フレッズの担当者はいずれもコメントを控えた。FTCのベッツィー・ローダン報道官もコメントを控えた。

原題:Rite Aid Plunges as FTC Said Leaning Against Walgreens Deal (2)(抜粋)

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