9日の米国債相場は下落。株式相場が朝方上げて始まったことで、国債は軟調な展開となった。だだ午後にナスダック総合指数が大きく下げると、国債は長期債を中心に下げの一部を埋めた。

  午前中の下げは債券先物のブロックトレード(大口の相対取引)が主に影響したほか、銀行銘柄を中心とした株価上昇も重しとなった。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.20%。30年債利回りは1bp上げて2.86%。

  米株式市場ではナスダック総合指数が1.8%安、ナスダック100指数は2.4%下げた。

  英総選挙や欧州中央銀行(ECB)政策会合、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言といったリスクイベントが終了したことで、米国債に対する逃避需要は引き続き後退。市場は来週の国債入札や連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定に目を向けている。

原題:USTs Pare Losses After Late Tech Stock Slide Weighs on Equities(抜粋)
原題:Treasuries Remain Near Lows as Banks Lead Stocks Higher(抜粋)
原題:USTs Pressured as Investors Shed Duration Before Auctions, FOMC(抜粋)

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