9日の欧州株式相場は上昇。英総選挙ではいずれの政党も過半数を得られず、欧州連合(EU)離脱に向けた英国のアプローチに影響が及ぶ可能性が生じた。これでポンドが売られ、英輸出株に買いが入った。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.3%高の390.39で終了。週間ベースでは0.6%下げた。英FTSE100指数は1%上昇。構成銘柄の大半は国外売上高の比率が高いため、ポンド安が追い風となる。

  一方、英国の建設株と不動産株はポンド安で大きく下げた。国内市場により軸足を置く銘柄を主体とした英FTSE250指数は0.1%高。一時は1%安まで売り込まれた。

  RMGウェルス・マネジメント(ロンドン)のスチュアート・リチャードソン最高投資責任者(CIO)は、「外貨へのエクスポージャーでFTSE100構成銘柄は守られているが、FTSE250はその緩衝材がはるかに小さい。この日だけでなく、今後数週間のパフォーマンスにもそれが反映されるだろう」と語った。

原題:European Stocks Rise After U.K. Vote as Pound Boosts FTSE 100(抜粋)

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