米下院は8日の本会議で、金融規制改革法(ドッド・フランク法)の大幅見直しとなる金融選択法案(FCA)の採決を行い、賛成233、反対186で可決した。

  下院共和党はトランプ大統領のドッド・フランク法廃止公約を前進させた形だが、同法案が現状の形で上院を通過する確率は低い。

  上院での可決には民主党議員の賛成票が必要となる公算が大きいが、金融システムの安全性向上を狙ってオバマ政権下で成立した同法を見直すことに同党議員はほとんど関心を示していない。また、医療保険制度改革や税制など、より差し迫った問題に共和党は気を取られている。

  共和党のマコネル上院院内総務は先月、議会によるドッド・フランク法見直しの早期実現に悲観的な見方を示していた。
  

原題:House Republicans Pass Bill to Rip Up Post-Crisis Bank Rules (1)(抜粋)

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