トランプ米大統領の弁護士は8日、コミー前連邦捜査局(FBI)長官が個人的忠誠を約束することやフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の捜査から手を引くことを大統領から迫られたと証言したことについて、トランプ氏は否定していると述べた。

  弁護士のマーク・カソウィッツ氏は、コミー氏がトランプ氏との会話の記録内容を記者に伝えるよう知人に頼んだと認めたことで、同氏が「機密情報および部外秘の会話の選択的かつ違法なリークを通じて現政権を弱体化させようと積極的な企てを行う」政府関係者の一部であることが露呈したと指摘した。

  コミー氏はこの日、上院情報特別委員会で証言。5月9日に解任されて以来初めて公の場に姿を現した同氏は、トランプ氏が2人の会話についてうそをつくと懸念したため会話内容を記録に残したと説明。トランプ氏が解任後にツイッターで、会話の録音テープの公開も辞さない構えを示したのを受け、フリン氏捜査から手を引くよう言われた会談のメモを知人に頼んで漏らしてもらったことを明らかにした。

  カソウィッツ氏は電子メールで声明を発表した後、ワシントンの記者クラブで口頭で説明。「コミー氏は大統領との部外秘の会話について、無断で報道機関に一方的かつひそかに開示したことを認めた」と指摘した。さらに、コミー氏の証言は大統領の潔白を証明するものだとも述べ、「大統領は完全に正しさが証明されたと感じている」と付け加えた。

原題:Trump Denies Pressuring Comey and Accuses Him of Leaking (1)(抜粋)

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