これぞヘッジファンドの真骨頂だ。

  スペインのポプラール・エスパニョール銀行はサンタンデール銀行に1ユーロ(約123円)で買収され、株式を100%減資することになった。つまりポプラール銀をショートしていたヘッジファンドには、これ以上ない利益が転がり込む可能性がある。

  ポプラール銀の空売り残高は5月に記録的な水準に達していた。この中でも大きなポジションを持っていたのが米サムリン・キャピタルと英マーシャル・ウェースだ。

  マークイットによると、先月時点で5億ドル(約550億円)強に相当するポプラールの発行済み株式15.4%が空売り筋に貸し出されていた。サンタンデールによる買収が決まる前の1週間には、年50%の貸株料を支払ったヘッジファンドもあったという。この貸株料は年初には3%程度にすぎなかった。

  

原題:Hedge-Fund Bet on Banco Popular Collapse Yields Maximum Gain (1)(抜粋)

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