米銀ゴールドマン・サックス・グループの資産運用部門でグローバル債券の最高投資責任者(CIO)を務めるジョナサン・ビイナー氏は、企業が債務を積み上げる状況で、市場の変動リスクを市場参加者が過小評価していることが懸念されると語った。

  ビイナー氏は7日のブルームバーグ・インベスト・ニューヨーク・サミットで、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)が1993年以降で最も低い水準に達する現状について、投資家は15でも低いと考えていたが、今や10に近づきつつあると指摘した。

  同氏は米経済を楽観しているとしながらも、予想される金利の上昇に備えて企業が大量の社債を発行していることに懸念を示し、企業が自社株買いの資金確保などの目的でレバレッジ(借り入れ)を拡大していることだけでなく、「膨大な社債の発行が行われている状況も気掛かりだ」と述べた。

  一方、プリンシパル・グローバル・インベスターズのジム・マッコーアン最高経営責任者(CEO)は同じ公開討論会で、「S&P500種株価指数がバブルの領域に近いとは思わない」と発言した。

原題:Goldman’s Beinner Says Leverage, Low Volatility Pretty Worrying(抜粋)

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