7日の米国債相場は下落。午後にコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の上院情報委員会での証言の冒頭陳述原稿が公表された後は一段安となった。金融市場はコミー氏の証言内容をリスク面でややポジティブと捉え、株価は上昇した。

  ニューヨークのトレーダーによれば、米国債市場の午後の取引ではヘッジファンドの売りなどが影響し、軟調な展開となっていた。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.17%。

  午前中は狭いレンジでの展開が続いた。ただエネルギーを中心に株式相場が一時下げたことを手掛かりに、米国債先物がアジア時間での高値を試す展開も見られた。エネルギー情報局の週間在庫統計で原油在庫の増加が示されたことを受けてエネルギー株は売られた。

  コミー氏の冒頭陳述の原稿によれば、トランプ米大統領は2月にフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)に関する捜査について、コミー氏が「これを終わらせることを望む」と述べ、フリン氏に対する捜査終了を求めたことが明らかになった。

原題:Treasuries Pressured Into Close After Comey Statement Released(抜粋)
原題:Treasury Price Action Muted; Early Losses Pared as Oil Slides(抜粋)
原題:Comey Says Trump Asked Him to End FBI Probe of Ex-Aide Flynn (2)(抜粋)

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