7日の欧州株式相場は一時の上げを消し、ほぼ変わらずとなった。米原油在庫の予想外の増加で原油が値下がりし、石油・ガス銘柄が売られた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.1%安の389.17で終了。欧州中央銀行(ECB)が8日公表の経済予測でインフレ率見通しを下方修正する公算が大きいと、事情に詳しいユーロ圏当局者が明らかにした。これを手掛かりに銀行株が買われ、ストックス600指数は一時0.6%高となっていた。

  投資家らは、英国の総選挙と欧州中央銀行(ECB)の政策決定、米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言とイベントが並ぶ8日の動向に注目している。

  個別銘柄では、スペインのサンタンデール銀行が0.9%下落。経営難に陥っている同国のポプラール・エスパニョール銀行を買収する計画の一環として、約70億ユーロ増資する方針を明らかにした。

  総選挙を翌日に控えた英FTSE100指数は0.6%安。世論調査結果は与党・保守党に対する野党・労働党の追い上げを示しているが、両党の差は調査によりばらつきがある。

原題:European Stocks Give Up Gains as Energy Shares Track Oil Losses(抜粋)

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