ユーロ圏経済は今年、力強いスタートを切った。米経済より好調だが、それはまた、米国の弱さというよりもユーロ圏の回復が出遅れた状況を物語っている。

  ユーロ圏の景気改善が続くとの見通しから、ユーロはドルに対し約半年ぶりの高値で推移。だがユーロ圏と米国の経済は全く異なる段階にある。ほぼ途切れることのない成長が8年続いた米国では連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げを始めているが、19カ国から成るユーロ圏では欧州中央銀行(ECB)がようやく刺激策の縮小について議論し始めたところだ。

  ドラギECB総裁は8日の政策委員会で見通しに関するヒントをさらに示す。米国では13、14両日、FOMCが開催される。ソシエテ・ジェネラルのロンドン在勤シニアエコノミスト、アナトリ・アネンコフ氏は欧州の「回復は内需でかなりしっかり根付いている」とし、「非常に良いポジションにある」と述べた。ECBとFOMCは今月、それぞれの最新経済見通しも公表する。

  

原題:ECB Still Way Behind the Fed Even With Euro Area Outpacing U.S.(抜粋)

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