南アフリカ共和国経済は1-3月(第1四半期)に大方の予想に反して前期比で縮小した。2四半期連続のマイナス成長となり、2009年以来のリセッション(景気後退)に陥った。

  南ア統計局が6日発表した1-3月期国内総生産(GDP)は前期比年率0.7%減少。昨年10ー12月(第4四半期)は0.3%縮小だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト19人の調査中央値では、1-3月は1%増が見込まれていた。

  記録に残る中で最悪だった2015年の干ばつの痛手からは回復しつつあるものの、政治的不透明が景気てこ入れのための改革の実践を妨げている。ズマ大統領は3月に内閣改造に踏み切り、ゴーダン財務相を解任。これを引き金に2つの格付け会社が南アを格下げし、同国は17年ぶりに投資適格の格付けを失った。

  南アフリカ準備銀行(中央銀行)は5月26日、格下げによる悪影響が予想されることを理由に、今年の成長率見通しを1%とし、従来予想の1.2%から下方修正。18年については1.5%と、これまでの1.7%から引き下げた。

原題:S. Africa Has Second Recession in 8 Years as Economy Shrinks (1)(抜粋)

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