8日の英総選挙で労働党が勝利するという番狂わせが起これば、英国債相場は急落し利回りが2倍近くになる可能性がある。

  ドイツ銀行は、野党・労働党が過半数を制した場合、現在1.04%前後の10年債利回りが9月までに1.60-1.70%に達する可能性があるとみている。アクサ・インベストメント・マネジャーズは、確率は低いが起こり得る労働党勝利のシナリオに備え先週、英国債先物をショート、米国債先物をロングにした。

  シニア・ポートフォリオマネジャーのニコラス・トリンデード氏は「労働党が政権を取った場合、インフラプロジェクトや英国民保健サービス(NHS)に大規模に支出することになるため、国債発行が増えるだろう。そのため利回りが大きく上昇すると予想する」と述べた。

  ドイツ銀は、労働党が過半数には届かず連立政権を組んだ場合なら10年物英国債の利回りが1.40-1.50%に上昇、一方、与党・保守党が過半数を維持するが議席数を減らす場合は英国債が値上がりし利回りは0.9%に下がると予想する。

  世論調査での保守党のリードは1-12ポイントと、選挙戦開始直後の4月の20ポイント余りから縮小している。

原題:U.K. Election Upset Could Spur Bond Sell-Off as Axa Goes Short(抜粋)

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