ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者で資産家のレイ・ダリオ氏は、米景気を刺激するトランプ米大統領の能力について当初楽観していたが、同氏の大統領在任に伴う潜在的な影響に次第に懸念を募らせている。

  ダリオ氏は5日のリンクトインへの投稿で、「全体のために良いことか一部にとって良いことか、調和か衝突かという選択を迫られる場合、彼は一部の利益と衝突を選ぶ傾向が強い。ドナルド・トランプ氏が協調ではなく衝突に向かう様子を見れば見るほど、彼が自らの大統領職を傷つける状況と、われわれの大部分が被る影響に私はますます不安を覚える」とコメントした。

  ダリオ氏は、トランプ大統領が温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」から離脱する方針を決めたことについて、衝突に向かうアプローチを示す最新の例だと指摘した。

  ブリッジウォーターの法律顧問を過去に務めたコミー前連邦捜査局(FBI)長官が大統領に解任された後、ダリオ氏は先月の段階で、コミー氏が「原理・原則が希薄な環境でも確固たる信念を持って行動する」人物だと主張していた。

原題:Dalio Concerned by Consequences of Trump’s Pursuit of Conflict(抜粋)

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