世界の航空会社の利益は減少するものの、従来の予想ほどではないとの見通しを主要業界団体が5日に発表。欧州が16年の低迷から持ち直し、アジア航空会社の貨物輸送が増加していると指摘した。

  国際航空運送協会(IATA)によると、世界の航空会社の17年純利益予想は314億ドル。昨年12月の予想よりも16億ドル増えたものの、16年の348億ドルを約10%下回る。

  旅客や貨物輸送の需要は今年「予想よりも強い」と、アレクサンドル・ドジュニアク事務局長がメキシコのカンクーンの年次総会で業界幹部に語った。テロ事件多発で落ち込んだ予約が回復している欧州の利益予想は、前回よりも18億ユーロ上方修正。世界全体の4割を占めるアジアも貨物輸送量が増加しているとして11億ドル引き上げた。

  北米の純利益は約154億ドルを見込んでおり、前回予想よりも27億ドル減少。それでも業界全体のほぼ半分を占めている。

原題:Airline-Industry Profit Outlook Improves as Europe Bounces Back(抜粋)

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