メイ英首相:英国は過激主義に寛容過ぎる-テロ事件受けて演説

  • 首相官邸前の演説で「テロはもうたくさんだ」と発言
  • 難しい話し合いを始める時が来たとメイ首相

3日にロンドン中心部で3人が自動車と刃物で一般市民を襲撃した事件は、メイ英首相就任以降3件目のテロとなった。また8日投票の総選挙のキャンペーン中としては、5月22日のマンチェスターでの爆弾テロに続き2件目。

首相官邸前のメイ首相(4日)

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  メイ首相は4日午前の首相官邸前での演説で、「われわれは近年、大きな進歩を遂げたものの、率直に言ってわれわれの国は過激主義に寛容過ぎる」と発言。テロはもうたくさんだと述べるとともに、英国が海外での戦闘に介入してきたことが国内でのテロのリスクを高めたとマンチェスターでのテロ後に主張した労働党のコービン党首を暗に皮肉った。

  テロとその余波が総選挙の結果にどのような影響を及ぼすかは不明だが、メイ首相は「難しく、しばしば厄介な話し合い」を始める時が来たと述べた。

  コービン氏は4日夜のスピーチで、メイ首相が提案した「難しい話し合い」は「過激思想を資金面で支援し、後押ししている」サウジアラビアなど湾岸諸国に立ち向かうことから始めるべきだと指摘した。

原題:May’s Journey to Zero Tolerance as Terror Dominates Election (1)(抜粋)

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