2日の米国債相場は反発。5月の米雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受け、長期債を中心に買いが広がった。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.16%。

  米労働省が発表した5月の非農業部門雇用者数は前月比13万8000人増で、エコノミスト予想を下回った。平均時給は前年同月比で2.5%の伸びとなり、やはり市場予想に届かなかった。10年債の利回りは雇用統計発表後に200日移動平均の2.17%を割り、一時は年初来最低の2.14%をつけた。

  雇用統計が軟調となったものの、金利先物市場が織り込む来年にかけての米利上げ見通しはほとんど変わらなかった。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)によると、取引終了直後の6月利上げ確率は86%。米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会合は今月13、14両日に開催される。

  ゴールドマン・サックスのジャン・ハッチウス氏らエコノミストはリポートで、米金融当局による今年3回目の利上げの時期についての予想を従来の9月から12月に後ずれさせた。バランスシート正常化計画の発表時期見通しも修正し、これまでに予想した12月でなく9月になるだろうと述べた。

原題:USTs Bull Flatten After Soft Jobs Report; Fed Hike Odds Steady(抜粋)
原題:Goldman Pushes Back Forecast for a Third Fed Rate Hike in 2017(抜粋)
原題:Treasury Yields Plunge to Fresh 2017 Low After Jobs Data: Chart(抜粋)

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