米トランプ政権、入国制限の大統領令回復を最高裁に求める

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  • 連邦高裁が先月、執行差し止めの地裁判断を支持
  • 特定の宗教グループを標的にするものだと連邦地裁は判断
Bloomberg
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米トランプ政権は1日、一部の国からの入国を制限する大統領令の効力を直ちに回復させるよう連邦最高裁に求めた。この大統領令を巡る法廷での争いは、政府側の敗北が続いており、最高裁に舞台を移す。

  トランプ氏は、テロリスト入国阻止に必要な措置だとしてイスラム教徒が多数を占める6カ国からの入国を一時的に禁止する大統領令に署名したが、特定の宗教グループを標的にするものだとして連邦地裁に差し止められた。

  バージニア州の連邦高裁は先月、大統領令の執行を差し止めた地裁判断を支持する決定を下した。トランプ政権は、下級審の判断を最高裁が取り上げるかどうか決めるまでの間、大統領令の効力を暫定的に回復させるよう最高裁に求めている。

  入国を制限する最初の大統領令は、政権発足の1週間後に発せられ、世界中の空港で混乱を招いたほか、ハイテク業界や大学から撤回を求める声が相次いだ。

原題:Trump Takes Battle Over Travel Ban to Nation’s Highest Court(抜粋)

(2段落以降に詳細を追加して更新しました.)
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