原油価格の底値を探る展開から多くの勝者が生まれることはないかもしれないが、ロシアは生き残ることができると確信している。ただ、ヘッジファンドが生き残れるかどうかについてはあまり確信はないようだ。

  ロシアのオレシキン経済発展相は1日、サンクトペテルブルクで開かれたフォーラムでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「40ドル以下の原油価格水準でも永遠に生き残る準備ができている」と説明。「全てのマクロ経済政策は現在、原油価格が40ドルとの想定に基づいている」と述べた。

  同相は、ロシアの将来の経済政策は原油価格がその水準近辺で収束すると想定する傾向が強まっているため、ヘッジファンドの強気姿勢への転換が進んでいることに困惑していると語った。サウジアラビアとロシアが5月にウィーンで、原油減産の延長合意に関する支持を取り付ける中、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油価格の上昇を見込む買越残高は今年に入って最大の増加を示した。

  オレシキン経済発展相は「原油価格は1-2年以内に大幅に下落する可能性があり、価格が1-2年間それとは反対の方向に向かうと見込んでいるファンドは大きなリスクを背負っている」と語った。

原題:Russia Can ‘Live Forever’ With $40 Oil in Warning to Hedge Funds(抜粋)

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