自動車メーカー各社が1日発表した5月の米販売統計によると、メモリアルデー(戦没者追悼記念日)連休中の契約増加やレンタカー会社などの大口顧客(フリート)向けの値引き販売が寄与し、多くが市場予想を上回った。

  フォード・モーターは前年同月比2.3%増。フリート向け販売が好調だった。一方でゼネラル・モーターズ(GM)は市場予想に反して減少。合計販売台数はフォードがGMを上回った。このほか日産自動車とホンダも販売が増加した。

  ただしフォードも、フリート向け値引き販売がなければ5月の販売は減少していた。各メーカーは引き続きインセンティブ(販売奨励策)に過去最大規模の資金を投じている。  

  エドマンズの自動車市場調査担当エグゼクティブディレクター、ジェシカ・コールドウェル氏は電子メールで、「なかなか巧妙なやり方だ」と指摘。自動車メーカーは「5月の販売台数押し上げのため連休中の契約締結に特に力を入れたようだ」と述べた。

  調査会社オートデータによると、5月の業界全体での自動車販売は季節調整後ベースの年率換算で1670万台に減少。アナリスト予想は1680万台だった。前年同月は1720万台。

原題:Automakers Stuck With No-Win U.S. Market as Consumers Step Back(抜粋)

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