コミー前米連邦捜査局(FBI)長官は、トランプ大統領による解任について8日に上院情報特別委員会で証言する。大統領あるいはその側近がロシアと不適切な接触を持ったかどうかに関する調査は劇的な局面を迎えつつある。

  コミー氏は5月9日に解任された。ロシアが昨年の米大統領選に干渉したとされる疑惑のFBI捜査について、大統領がコミー氏にどのようなことを述べていたかについて集中的に質問を受ける見通し。コミー氏が大統領との会話の内容を書き記したメモのコピーを与えられた関係者によると、トランプ氏はコミー氏に対し、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)を対象とした捜査をやめるよう求めたという。フリン氏は駐米ロシア大使との接触について虚偽の説明をしていたとして解任された。トランプ氏は捜査を握りつぶそうとしたとの指摘を否定している。

  上院情報特別委の1日の発表によると、コミー氏は午前の公聴会で証言した後、同委の非公開の会合に出席する。

  同委はトランプ氏の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問に証言を求めることも計画している。クシュナー氏が公開の場で証言するのかどうかは不明。同氏は、政権移行の準備を進めていた段階で、次期政権とロシアとの秘密の通信回線設置を打診していたと報じられている。

原題:Fired FBI Chief to Testify June 8 as Russia Probes Heat Up (1)(抜粋)

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