二輪車の排出ガス規制について、環境省は現行の国内基準を2020年に欧州並みに厳しくする。大気環境保全や国際基準との調和を目指し、同年1月に欧州で適用される規制基準「ユーロ5」と同じ目標値にする。環境省は今後、法令整備などを進める。

  環境省の1日の発表資料によると、中央環境審議会が今後の排出ガス低減対策を5月31日付で環境相に答申した。新基準は新型車で20年10月、継続生産車で22年10月の適用開始を目指している。一酸化炭素や窒素酸化物など全ての規制物質の排出量規制を強化する。また排気量などで3つのクラスに分けている規制値は、新基準で全ての二輪車で一律とする。

  二輪車の排出ガス規制は1998年以降、段階的に強化され、メーカー側は基準に対応するよう技術開発を進めてきた。欧州と同等の規制導入は世界で同じモデルの販売が可能になる一方、開発コストの負担増大が課題となる。

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