トランプトレードが死んだ今こそトランプ大統領に賭ける時-シティ

  • リスクとの対比でリフレトレードの中期的妙味は増した
  • 財政政策と税制改革が再び市場を動かす要因に-5月25日のリポート

今こそトランプ米大統領に賭けるべき時かもしれない。シティグループはこう考えている。

  ジェレミー・ヘール氏らシティのストラレジストは、世界的に成長が加速しつつある今、減税と政府支出拡大で景気浮揚を目指す「トランポノミクス」の資産市場への影響力はほぼ失われたが、これによってリスクとの対比でリフレトレードの中期的妙味は増したと5月25日のリポートで論じた。

  「シティのエコノミストの基本シナリオは変わっていない。年内の財政出動と減税または税制改革を依然として見込んでいる」と指摘。「若干」株式をオーバーウエート、債券をアンダーウエートにしているが現金の比率も高くしているとして「押し目買いをする弾薬を温存したい」と説明した。

  買いの機会は近いかもしれない。ドルは1月3日の高値から6%下落、10年物米国債の利回りは2.25%を下回る水準に下がった。米国株は最高値付近だが、もはや減税や景気拡大の恩恵を受ける銘柄ばかりが主導しているわけではない。

  利回りはさらに下がるかもしれないが、「中期的に見れば」再び上昇し始めるとシティは予想。財政政策と税制改革が再び市場を動かす要因となると見込まれることから、「実質金利とタームプレミアムには上昇・拡大の余地が大きい」と記した。

原題:Trump Trade’s So Dead You May as Well Buy It, Says Citigroup (1)(抜粋)

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