情報・通信株が16年ぶり高値、「安心業種」の中の安心買う

31日の日本株市場が軟調な中、東証1部の情報・通信株指数は一時0.7%高の3458.46と2001年5月以来の高値を付けた。TOPIXが5月中旬に付けた高値を目前に足踏みする半面、業種別ウエート3位の情報・通信は相場全体に逆行、一歩抜け出した格好だ。アバディーン投信投資顧問の窪田慶太インベストメント・マネジャーは、「米国で弱含む指標が出てきており、米経済の動向や新興国の経済への下振れ懸念がある」と指摘。景気動向に敏感な米金利が上がりにくい中、海外動向に振り回されにくい内需・ディフェンシブセクターは相対的に安心感があると言う。

  特に情報・通信は、ディフェンシブの中でも「競争があるにせよ、守られた産業で業績の見通しが立ちやすい。バリュエーションでも割安感がある」と、窪田氏はみている。ブルームバーグ・データによると、情報・通信の予想PERは15倍、食料品の22倍、医薬品の24倍を下回る。

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