アクティブ型ファンド、テク株偏重でリターン改善-「FANG」注目

  • テクノロジー株のオーバーウエートは過去最高-BofA
  • フェイスブック、アマゾン、グーグルなど4銘柄に加えアップル投資

株式運用者らは今年最も注目が集まっている銘柄への投資を増やし、しかも報われている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)が調査対象とするファンドは、テクノロジー株の保有割合がベンチマークに対し過去最高に達している。米国株の最高値更新をけん引したのもこのセクターで、S&P500種株価指数を構成する情報技術指数の年初来リターンは約20%。アクティブ型ファンドは約2年ぶりの大幅なリターン改善の恩恵にあずかっている。

  もちろん、すべてのテクノロジー銘柄が等しいわけではなく、リターンはトップ銘柄に集中している。具体的にはフェイスブックとアマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベットを親会社とするグーグルの頭文字を採ったいわゆる「FANG」銘柄にアップルを加えた5銘柄だ。これら5銘柄だけで、今年これまでのS&P500種の上げの4分の1以上を生み出した。

  この流れに乗らないファンドはほとんどなく、BofAによれば、アクティブ型ファンドはバリュー株からグロース株へと2008年以降で最も大きくシフトした後、FANG銘柄で71%オーバーウエートとなっている。

  ミラー・タバクのストラテジスト、マット・メイリー氏は30日付の顧客向けリポートで、「明らかにテクノロジー株は、今後も引き続き注目される重要なグループだ」とし、「短期そして中期的に(長期的でさえ)買われ過ぎだが、ここ数週間、連日注目されてきた」と記した。 

  これまでのところ、バリュー株からグロース株・モメンタム株へのシフトを背景に、アクティブ型ファンドのリターンは改善しているもよう。年初来でベンチマークを上回ることができている比率が15年2月以来の高さであることをBofAのデータが示している。

原題:Active Managers Go All-In on Technology Giants as Returns Soar(抜粋)

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