ウーバー:自動運転車開発部門幹部を解雇-ウェイモ訴訟で渦中の人物

配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズは、自動運転車開発部門を率いる幹部として採用したアンソニー・レバンドウスキー氏を解雇した。同氏はグーグルで自動運転車開発プロジェクトに数年間携わった後、2016年にウーバーに入社したエンジニアで、現在はグーグル親会社アルファベットとの技術を巡る係争で渦中の人物となっている。

  グーグルの同プロジェクトは現在、ウェイモという名称でアルファベットの傘下にある。ウェイモは今年2月、レバンドウスキー氏が自動運転技術の開発のためにウェイモから企業秘密や特許を盗みウーバーに持ち込んだとして、ウーバーを相手取り提訴した。レバンドウスキー氏は裁判で黙秘権を行使し証言に応じなかったため、ウェイモの主張に反論するためのウーバーの力が損なわれている。

アンソニー・レバンドウスキー氏

Photographer: Angelo Merendino/AFP via Getty Image

  ウーバーはレバンドウスキー氏の雇用契約を解除する書簡で、裁判と調査に応じなかったことが解雇理由だと説明した。ウーバーの法律顧問による5月15日の書簡は、レバンドウスキー氏が協力しない場合は解雇すると警告していた。

  レバンドウスキー氏の弁護士に取材を試みたが、これまでのところ返答はない。ウーバーは解雇についてコメントを控えた。ウェイモの担当者のコメントも得られていない。

原題:Uber Fires Executive at Center of Driverless Car Legal Fight (1)(抜粋)

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