高まるユーロ人気、時期尚早とRBS部門-ECBはまだテーパーせず

マンスール・モヒウディン氏らロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)傘下のナットウェスト・マーケッツのストラテジストが面談した顧客の大半は、ユーロを選好していた。だが同氏は、この強気について「時期尚早に思われる」と指摘。欧州中央銀行(ECB)は金融緩和策の解除を急がないとの見方を示した。

  ECB指導部はインフレ率が目標の2%に近づくという確信が持てるまではテーパリング(緩和措置の縮小)はしないだろうとナットウェストのストラテジストらは予想した。ロンドン、ストックホルム、北京、東京、シンガポール、ニューヨークで今四半期に面談した顧客70社の大半がドル、円、ポンドよりもユーロを好んでいたという。

  モヒウディン氏は「米国と欧州、アジアの顧客で最も強い傾向は、主要4通貨のうちユーロを選好していることだった」と述べつつ、「ECBが債券購入のテーパリング開始を示唆するまでは、同中銀の長期にわたる量的緩和(QE)が一段高への大きな足かせとなり続けるだろう」とユーロ相場の見通しを示した。

  同氏はスイス・フランに対するユーロの下落と円に対するドルの上昇を見込む取引を顧客に勧めている。

原題:RBS Unit Tells Euro-Long Clients Their Bullishness Is Premature(抜粋)

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