鉄鉱石価格:再び50ドル台に下落-供給増と中国の需要鈍化見通しで

  • 2月半ばに100ドルに向かっていた鉄鉱石は値下がり
  • 中国の需要への楽観的な見方は弱まり供給過剰に:ベイン氏

3カ月前には100ドルの水準に迫っていた鉄鉱石価格が50ドル台まで下げ、さらに下落する可能性がある。世界の供給が増える一方、世界最大の消費国である中国で需要が鈍化する可能性があるとの見方が投資家の間で強まっているためだ。

  メタル・ブレティンによると、青島の鉄鉱石(鉄分62%)価格は26日、前日比3.9%下げ1ドライトン=57.91ドルと、昨年10月14日以来の安値を付けた。今月29日には1%反発したものの、60ドルを下回っている。年初来では約25%の下落。

  キャピタル・エコノミクスの商品担当チーフエコノミスト、キャロライン・ベイン氏は電子メールで「2016年後半に中国経済が上向く明確な兆しが示され、同国の需要への楽観的な見方から、価格は今年に入って押し上げられていた」と指摘。「ただ、われわれは常に、楽観的な見方は弱まり、市場は供給過剰になるのではないかと考えていたが、そうした状況が起きつつあるようだ」とコメントした。

原題:Iron Sinks Back Into $50s as Supply, China Outlook Take Toll (4)(抜粋)

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