米アムトラスト株、急伸-CEOらの一族が3億ドル投入で合意

26日の米株式市場で米保険会社アムトラスト・ファイナンシャル・サービシズの株価が急伸。バリー・ザイスキンド最高経営責任者(CEO)の一族が私募形式の新株発行に3億ドル(約330億円)を投じることで合意した。

  ザイスキンドCEOおよび親戚関係にあるジョージ・カーファンケル取締役の一族は25日の取引終了後に終値の1株当たり12.45ドルで新株を引き受けると発表。アムトラスト株は26日、12%高の14ドルで引けた。

  アムトラストの時価総額は25日時点で約21億ドルと今年に入り半減しており、カーファンケル家は同社の安定化を目指している。同社は2月に引当金不足を明らかにし、会計管理に「重大な弱点」があると指摘していた。

  キーフ・ ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のメイヤー・シールズ氏らアナリストは顧客向けリポートで、今回の私募増資で1株利益は減少することになるものの、「資本増強はプラスとみている」と説明。「引当金が大きく不足しているとみられるにもかかわらず、同社が受け入れられる財務力格付けの維持につながるはずだ」との見方を示した。
  
原題:AmTrust Surges as CEO Zyskind’s Family Injects $300 Million (1)(抜粋)

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