ポンド下落、選挙リスクに警戒感-世論調査で与野党の支持率接近

更新日時
  • 世論調査で与党・保守党のリードが5ポイントに縮小
  • ボラティリティー指数はフラッシュクラッシュ以来の大幅上昇

26日の外国為替市場で英ポンドが下落。世論調査で与野党の支持率が接近したことを受け、6月8日の総選挙を巡り警戒感が強まった。

  ポンドはこのままいけば、ドルに対し週間ベースで年初来最大の下げとなりそうだ。これまでの世論調査は与党・保守党の大幅リードを示し、選挙結果は決まり切っているとみられていたが、最新の調査では最大野党・労働党に対するリードが5ポイントに縮小した。これを受けてボラティリティー指数は昨年10月のフラッシュクラッシュ以来の大幅上昇となった。

  みずほ銀行のヘッジファンド・セールス責任者、ニール・ジョーンズ氏は、「危険領域に入った可能性がある。ポンドは保守党の優勢や劣勢と強く連動している」と指摘した。

  ポンドは対ドルでロンドン時間午後3時43分現在、1.1%安の1.2798ドル。今週の下落率は1.8%に広がり、週間ベースとしては年初来最大の下げとなっている。

  ポンド・ドルの2週間物インプライドボラティリティ(IV、予想変動率)は2ポイント余り上げ9%と、4月以来の高水準に達した。ただ、欧州連合(EU)離脱選択前につけた40%を超える水準にはまだほど遠い。

  ユーガブとタイムズ紙が24、25日に実施した政党別支持率調査によると、保守党が43%、労働党が38%、自由民主党が10%、英国独立党は4%。前回調査では保守党は44%、労働党が35%だった。

原題:Pound Falls on Tighter Polls as Traders Wake Up to Election Risk(抜粋)
Pound Falls on Tighter Polls as Traders Wake Up to Election Risk(抜粋)

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