中国「さびた工業地帯」で社債支払い停止、ムーディーズの懸念に現実味

  • 工作機械メーカーの大連机床集団、88億円支払い履行できず
  • 当局のレバレッジ抑止策で企業の借り入れコストは上昇

中国の「さびた工業地帯」と呼ばれる地方の企業が、またしても社債の償還に応じられなかった。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、中国の格付けを引き下げ、同国企業の債務膨張をその理由に挙げていたが、この懸念が現実味を増しつつある。

  上海清算所に25日提出された文書によると、工作機械メーカーの大連机床集団は20日が期限だった社債元本と金利合わせて5億4300万元(約88億4500万円)の支払いを履行できなかった。

  中国では当局がクレジットの拡大ペースを抑えようと、さまざまな措置を実施。これが企業の借り入れコストを押し上げ、「AA+」の格付けを持つ5年物社債の平均利回りは今月に入り5.5%前後と、約2年ぶりの高水準に上昇した。

原題:China’s Latest Default Flags Debt Concerns Raised by Moody’s (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE