英国:1-3月GDP0.2%増に下方修正-EU離脱の影響がじわり

  • 10-12月の0.7%増から急減速、速報値は0.3%増だった
  • 個人消費軟化と純貿易が成長圧迫、サービス業・製造業とも振るわず

英国の1-3月(第1四半期)成長率は速報値の想定に届かなかった。個人消費の軟化と貿易が成長を下押しした。

  政府統計局(ONS)が25日発表した1-3月の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.2%増と、速報値の0.3%増から下方修正された。昨年10-12月(第4四半期)の0.7%から大きく減速した。製造業に加え、英国経済で最も大きな比重を占めるサービス業も伸びが速報値から引き下げられた。

  輸出が1.6%落ち込み、純貿易は成長率に対して過去最低に並ぶ1.4ポイントのマイナス寄与となった。個人消費も弱まり、成長率への寄与度は2014年以降の最小を記録した。

  インフレ加速と賃金上昇率の鈍化が相まって家計を圧迫する中で、GDPの下方修正は英国の欧州連合(EU)離脱が経済に打撃を与えつつある兆候がまた表れた格好になる。エコノミストらは17年を通じて四半期ベースで成長ペースが上向くことはほぼないと予想している。

原題:Brexit Hits U.K. as Economy Weakens More Than Estimated (1)(抜粋)

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