LMEニッケル:下落-ムーディーズが中国の債務状況悪化を警告

24日のロンドン金属取引所(LME)ではニッケルを中心に非鉄金属が下落。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは中国の信用格付けを引き下げ、成長鈍化に伴い同国の債務状況が悪化すると警告した。

  LMEのニッケル相場(3カ月物)は前日比2.6%安で終了。一時2.8%下げ、1トン=9085ドルを付けた。LME指定倉庫のニッケル在庫がここ1年余りで最大の増加となったことも響いた。

  キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモーナ・ガンバリーニ氏(ロンドン在勤)は電話インタビューで、低調な製造業指標と弱い商品輸入にムーディーズの格下げが重なり、中国の成長鈍化の影響に関する懸念が強まったと指摘。「与信の伸びが手に負えなくなることを特に懸念しているわけではないが、中国の成長が鈍化するとの観測に基づき、ここしばらくは工業用金属についてネガティブな見通しを立てている」と述べた。

  LMEの銅相場は0.6%安の5682ドルで引けた。スズも0.6%安。アルミニウムは0.1%高と、LMEの主要金属で唯一上昇した。

原題:Iron and Metals Slump as Moody’s Puts China Debt in Spotlight、METALS DAYBOOK ASIA: Gold Gains After Fed Minutes; Iron Ore Down(抜粋)

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