米HPインク:2-4月期の売上高に勢い、PCとプリンターで増収

米HPインクの2-4月(第2四半期)決算では、売上高の勢いが加速し、主力のパソコン(PC)部門とプリンター部門が2010年度以来初めて、そろっての増収となった。

  2-4月期の売上高は6.9%増の124億ドル(約1兆3800億円)と、4四半期連続でアナリスト予想を上回った。HPは5-7月(第3四半期)の利益も市場予想を上回る可能性を示し、通期の見通しを上方修正した。株価は時間外取引で一時9.2%上昇した。

  ディオン・ワイズラー最高経営責任者(CEO)はヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)と会社分割して以来、市場シェアの獲得に向けて適正な製品ラインアップを目指している。HPインクはまた、プリンターの新製品に投資しているほか、新ビジネスの宣伝でマーケティングにも資金を投じている。同CEOは「今四半期は当社にとって実に画期的な四半期だと特徴付けられる。われわれは攻めの姿勢だ。当社の将来はすごく明るいと思う」と記者団に述べた。

  2-4月期売上高のアナリスト予想平均は119億6000万ドルだった。HPによると、PCを含むパーソナル・システムズ・グループの売上高は10%増。プリンティング部門は2.3%増収に改善した。一部項目を除いたベースの1株利益は40セントで、市場予想平均の39セントを上回った。同社は5-7月期の調整後1株利益を40-43セントと見込む。市場予想平均は42セントだった。

  同社は17年10月通期の見通しを上方修正し、継続事業ベースの調整後1株利益を1.59ー1.66ドルと予想。2月時点の1.55ー1.65ドルから見通しを引き上げた。ブルームバーグの集計データによると、アナリスト予想平均は1.62ドル。

原題:HP Inc. Sales Show Momentum as PCs, Printers Both Notch Growth(抜粋)

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