オデイ氏、弱気見通しを変えず-ナチス・ドイツの対ソ戦引き合いに

ヘッジファンド運用者のクリスピン・オデイ氏は弱気見通しを維持すると言明した。返済できないほどの資金を借り入れている人が多いためだという。資産価格の下落に賭ける同氏の旗艦ファンドはこの戦略が裏目に出て、昨年の運用成績がマイナス50%近くに達していた。

Crispin Odey.

Source: Odey Asset Management

  オデイ氏は自らの見方を説明するに当たり、ナチス・ドイツの閣僚でロシア戦線の苦戦を予言したフリッツ・トート軍需大臣を引き合いに出した。ブルームバーグニュースが閲覧した投資家向けの書簡でオデイ氏は「フリッツ・トートは恐らく、供給網が限界にあることを見て取ったのだろう」と指摘。「成功は失敗の必要な要素だ」と続けた。

  オデイ・アセット・マネジメントは65億ドル(約7300億円)の運用資産を抱える。同社広報はコメントを控えた。同社のニューズレターによると、OEI Macファンドのパフォーマンスは2016年にマイナス49%だったのに続き、今年1-4月もマイナス9.9%と落ち込んでいる。

原題:Odey Cites Hitler’s Russia Debacle, Minsky for Bearish View (1)(抜粋)

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